2023年6月に大宮ソニックシティで行われました、第106回日本獣医麻酔外科学会学術集会に獣医師・高野重徳が研究内容を口頭発表しました。
「犬の第4頸椎体亜全摘モデルに対するチタンメッシュケージを使用した椎体再建法に関する研究」
わんちゃんやねこちゃんの背骨(脊椎)にも、稀ではありますが腫瘍ができることがあります。脊椎に発生する腫瘍では、有効な治療法は手術以外にないことが多くあります。特に首の骨(頸椎)に発生した腫瘍に対して手術を行った場合、切除できたかどうかがその後の生活や余命に関わってくるため、切除方法とその後の固定方法(固定力が弱いと首の骨が脱臼したり骨折してしまいます)を研究する必要がありました。
今回の口頭発表は、以前に論文化した骨セメントと金属製スクリューによる椎体再建法を改良した方法です。
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